【2025年版】台湾旅行で知っておきたい両替の基本知識!おすすめの両替方法も解説
2024.12.19
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海外旅行で使うお金をどのような形で持っていくか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。現金、クレジットカード、デビットカード、国際キャッシュカード、それぞれの特徴や渡航先の通貨事情をしっかり把握して、自分の旅のスタイルに合った方法を選択しましょう。今回は、現地通貨の入手方法なども含めて、海外旅行のお金にまつわる課題をまとめてみました。
日本国内の銀行や空港、あるいは渡航先の空港や町なかの両替所などで両替することができますが、両替所によって手数料やレートが異なるので、高い手数料の場所で両替してしまったりレートが悪い場所で両替してしまったという失敗談が多いようです。
海外旅行では、チップの支払いで使用したりカードが使えない店もあったりするため、現金が必要になる場面があります。その場合、両替だけでなく、現地のATMで現地通貨を引き出すという方法もあります。Visaなどの国際ブランドのクレジットカードやデビットカードなら、ほとんどの国で利用することができます。
ただし、渡航先で盗難などの被害に遭った場合、現金はほぼ戻ってこないため、多額の現金は持ち歩かないように。レストラン、ショップ、ホテルなどでの支払いは、カードを使用することも考慮しておきましょう。
海外でATMを利用するのは難しい……というイメージがあるかもしれませんが、コツをつかめば意外と簡単。機種によって表示画面や順番が違う場合がありますが、基本的には次のような流れで操作します。
なお、クレジットカードについて、暗証番号(PIN)が分からない人は渡航前にカード会社に問合せをし、キャッシングを利用したい場合はキャッシング利用可否や利用限度額もあわせて確認しておくとよい。
最初の画面は現地語で表記されていることが多いので、まずは「LANGUAGE」など言語切替ボタンを探します。一部の国では日本語対応のATMもありますが、基本的には日本語対応ではないことが多いため、「ENGLISH」の英語を選択して操作を進めます。
クレジットカードの暗証番号(PIN)を入力。
ここでは預金の引き出しかキャッシングなので「WITHDRAWAL」(引出し)を選択。
デビットカードを利用する場合は「SAVINGS」(預金)、クレジットでキャッシング利用の場合は「CREDIT」(クレジット)を選択。
「SELECTDISPENSEAMOUNT」(金額を選択)と表示されたら、引き出したい金額を選択。選択肢以外の金額を指定したい場合は「OTHER」(その他)を選択して、任意の金額を入力。
各入力画面で「ENTER」を押さなければいけない場合があるので注意してください。
デビットカードとは、銀行口座に入っている金額の範囲でお金を引き出せるカードのこと。利用可能な金額がはっきりとしているので安心して買い物ができるほか、銀行口座を持っていれば15歳以上から作れるので若い人にもおすすめです。
利用方法は、クレジットカードと同じ。例えば、「Visaデビット」なら「Visa」のマークがある加盟店で利用できます。支払い回数は1回(一括)のみで、支払いをすると自分自身の口座から利用分の金額が即時引き落とされます。口座の残高以上の金額を利用することはできません。さらに、「Visa」もしくは「PLUS」マークがあるATMでは、現地通貨を引き出すことも可能。
Visaデビットカードは、2022年11月現在、北陸銀行、りそな銀行、イオン銀行、伊予銀行、池田泉州銀行、西日本シティ銀行、三井住友銀行、中京銀行、愛知銀行、ソニー銀行、北國銀行、千葉銀行、関西みらい銀行、三菱UFJ銀行 、SMBC信託銀行、あおぞら銀行、山梨中央銀行、広島銀行、北海道銀行、スルガ銀行、琉球銀行、PayPay銀行、GMOあおぞらネット銀行、滋賀銀行、大光銀行、常陽銀行、ゆうちょ銀行、住信SBIネット銀行、楽天銀行、埼玉りそな銀行、福井銀行が発行しています。
JCBデビットカードは、2022年11月現在、秋田銀行、阿波銀行、イオン銀行、池田泉州銀行、auじぶん銀行、愛媛銀行、大垣共立銀行、沖縄銀行、鹿児島銀行、北九州銀行、紀陽銀行、九州カード京都銀行、熊本銀行、佐賀銀行、十六銀行、十八親和銀行、セブン銀行、中国銀行、千葉銀行、東邦銀行、栃木銀行、名古屋銀行、七十七銀行、西日本シティ銀行、八十二銀行、肥後銀行、広島銀行、福岡銀行、北洋銀行、北陸銀行、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、もみじ銀行、山形銀行、山口銀行、楽天銀行が発行しています。
デビットカードは、利用金額に対してキャッシュバックやポイントが付与されるカードもあるので、現金で買い物をするよりもお得です(還元率及び方法は発行金融機関によって異なります)。
なお、デビットカードは、海外留学でも活用できます。例えば、日本にいる親が海外留学中の子供の日本の預金口座に入金すれば、海外留学中の子供がデビットカードで 買い物やATMから現地通貨を引き出すことができます。海外送金や海外の銀行に口座を開設する手間がかからないので便利。口座の残高以上に利用できないし、あらかじめ利用可能額を設定することもできるカードもあるので、お金の使い過ぎを防ぐことができます
【参考リンク】
・Visaデビット:ttps://www.visa.co.jp/pay-with-visa/find-a-card/debit-cards.html
・JCBデビット:ttps://www.jcb.jp/products/jcbdebit/
クレジットカードは、今や海外旅行に欠かせないツール。海外では、ホテルのチェックイン時やレンタカーを借りる時などにクレジットカードの提示を求められることもあり、クレジットカードがないと高額のデポジットを徴収されることもあります。
また、日本国内ではほとんど現金しか使わないという人でも、海外のレストラン、ショップ、ホテルなどではカードを利用し、多額の現金を持つことは避けましょう。なぜなら、海外では安全面から多額の現金を持つことは望ましくなく、盗難などの被害に遭った場合に現金が戻ってくることはないからです。
なお、クレジットカードは不正利用される可能性があるので怖いという声もありますが、万が一不正利用されても一定の条件を満たせばその分が補償されます。不正利用が疑われる場合は、速やかにカード発行金融機関に連絡しましょう。
■海外の特定のレストランやショップなどで優待特典がないか
JCBカードを持っていればハワイでトロリーバスに無料で乗車できるなど、海外優待特典を受けられるサービスを準備しているカードがある。事前にカード発行金融機関のウェブサイトなどをチェックしておこう。
■暗証番号(PIN)
買い物だけでなく、ATMで現地通貨を引き出す(キャッシング)際に必要なので、不明な場合はカード発行金融機関に確認する。確認に2週間ほどかかるので早めに確認しておきたい。
■カード付帯保険の内容
海外旅行傷害保険、ショッピング保険がどのような条件で付帯するのか、またその補償内容などを確認する。突然のトラブルにも慌てなくて済む。
■利用限度額
ショッピング利用限度額は、カード発行金融機関に電話で申請すると一時的に拡大できる場合もある。現地ATMで現地通貨を引き出す(キャッシング)ために、キャッシングの限度額、キャシングの利用可否を事前に確認しよう。キャッシング時の利率などの条件も合わせて確認したい。なお、キャッシングの利用限度額は拡大できない場合が多い。
■紛失、盗難時の緊急連絡先
万が一の盗難、紛失に備え、カード裏面の「カード発行金融機関」、緊急連絡先をメモし、財布とは別に保管しておきたい。なお、カードの紛失、盗難時は現地警察への連絡よりも、まずカード裏面の「カード発行金融機関」へ連絡し、カードの無効手続きをしてもらおう。
■カード紛失時の緊急連絡先
・Visa:ttps://www.visa.co.jp/
・Mastercard:ttps://www.mastercard.co.jp/
・JCB:ttps://www.jcb.co.jp/
・アメリカン・エキスプレス:ttps://www.americanexpress.com/
・ダイナースクラブ:ttps://www.diners.co.jp/
【参考リンク】
地球の歩き方カード:ttps://www.arukikata.co.jp/card/
地球の歩き方ならではの特典が満載のカードです。
渡航先のATMで、日本にある自分自身の銀行口座にあるお金を現地通貨で引き出すことができます。仕組みとしては、利用するたびに日本にある自分自身の口座で外貨への両替(外貨購入)手続きが行われており、実際にはカードで外貨を買っている感覚に近いです(ただし、決済は利用日に行われます)。
多額の現金を持ち歩く必要がないことや、渡航先のATMで曜日や時間を気にせずに現地通貨を入手できるなどの利点があります。また、必要な分だけ現地通貨を引き出せるので、両替し過ぎてしまうことが少なく、 数か国を周遊する旅で事前に何種類もの外貨を用意する必要がありません。ただし、 クレジットカードのキャッシングとは違って金利はかかりませんが、 利用するごとに手数料がかかります(引き出す金額により上下します)。
クレジットカードと異なり、入会時の審査はありませんが、一部のカードは預金の残高によって口座維持費が必要となる場合があります。
外貨両替とは、ある国の通貨を別の国の通貨に交換すること。ただし、「交換」というよりも「通貨の売買」と考えたほうがわかりやすいです。アメリカ旅行を例にすると、アメリカの通貨は米ドル。日本で米ドルを入手するためには、金融機関で「両替」をしますが、実際は銀行が定めたレートによって日本円で等価の米ドルを買っているのです。これは、他のどんな通貨の場合でも同様です。
為替レートの掲示板には2つのレートが表示されており、高いほうは自分が買う(銀行が売る=Selling Rate/売値)レート、安いほうは自分が売る(銀行が買う=Buying Rate/買値)レートです。その中間を仲値といい、新聞やテレビのニュースで発表される為替レートです。
売値と買値には差があり、両替を繰り返すたびに元金は目減りしていきます。また、両替手数料を取る場合もあるので、可能な限り両替回数は少ないほうがよいです。外貨両替はすべての国で日本円が使えるわけではないため、通用度の高い米ドルなどに日本で両替しておき、渡航先で米ドルから再び現地通貨に両替する必要があります。ただし、これだと両替手数料が2回かかることになります。
ドルとユーロは、現地よりも日本の銀行や空港などで両替した方がレートがお得といわれています。ただし、両替所により手数料やレートが異なるので注意が必要です。
両替で失敗しないためには、渡航先のATMで現地通貨を引き出すのがおすすめ。クレジットカードでのキャッシングやデビットカード、トラベルプリペイドカードなら、現地通貨をATMで簡単に引き出せます。Visaなどの国際ブランドのカードなら国際空港はもちろん、町なかのATMで利用可能。両替所を探しまわったり、長蛇の列に並んだりといった手間からも開放されます。
ただし、多額の現金を持ち歩くことは、安全の面から考えておすすめできません。カードが使えるところは極力カードで支払うようにし、必要最低限の現地通貨を引き出しましょう。
本日のドルと円の為替レートは次の通りる。ドル、ユーロ、ポンドなど60以上の通貨の為替情報を掲載しているので、ご自身の渡航先の通貨に替えて活用してください。