成田空港(NRT)へのアクセス方法と国際線の搭乗手続きについて
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公開日 : 2022年12月14日
最終更新 :

成田空港での搭乗手続きの例

成田空港を例に、国際線へのチェックインの流れを見てみましょう。なお、空港には出発の2時間前までには到着しておきたいですね。

空港に着いたら機内預け荷物を預ける

1) いずれかの方法で空港に着いたら、まずは預入れ荷物を預けチェックインしましょう。搭乗する航空会社のカウンターの手前で機内に預けるバッグをX線検査機に通します。検査済みのバッグにはシールが貼られ、チェック後は開けることはできません。(機内預け荷物がない場合はチェックの必要はありません)

2) 航空会社のカウンターでパスポートとe-チケット控えをカウンターのスタッフに渡します。座席を事前に決めておらず、窓側、通路側といった席の希望があれば、このとき伝えましょう。先ほど、チェックを受けたバッグはここで預けます。

搭乗券を受け取る

搭乗券を受け取ります。出発時間の変更はないか、何番ゲートから搭乗するのか、バゲージクレーム・タグの行き先に間違いはないか確認しましょう。搭乗券には出発時間の他に、保安検査場を通過する時間も記載されているはずですが、混雑しているときは、早めに出国審査へ向かいましょう。一度出国審査ゲートから保安検査場内に入ってしまうと、戻ってこれません。腹ごしらえしたい人や、書籍や電化製品、海外に住む友人へのお土産など、旅行に必要なものがある方は先に購入してからセキュリティ・チェックへ進みましょう。

セキュリティ・チェックを受ける

機内に持ち込む手荷物の検査を受けます。バッグ等はX線で、人間は金属探知器のゲートをくぐります。液体は持ち込み禁止なので要注意。持ち込み禁止荷物については「旅の荷物の基本と持込み禁止荷物について」もご覧ください。

出国審査を受ける

カウンター内の審査官にパスポートと搭乗券を提示し、出国スタンプを受けます。また、高価な外国製品を携帯している場合は、出国審査の前に備え付けてある「外国品持ち出し届け」の用紙に記入して申告、係員からスタンプをもらいます。この手続きを怠ると、帰国の際に外国での購入品とみなされて課税されることもあるので注意が必要です。ここまで済んでしまえば、もうあなたは国外にいるのと同じです。出国後エリアで免税品の購入や、カフェで
後は搭乗便に乗るだけ。搭乗券に記載されている搭乗口付近で、思い思いの時間を過ごしてください。

番外編) 出国後エリアの免税店の上手な使い方

免税店と聞くと海外ブランドをイメージしてしまいますが、実は国内ブランドも免税されます。国内で買うよりコスメなどもお得に購入できることもあります。何が売っているのか知りたい場合は空港が直営している事前予約サイトhttps://duty-free-japan.jp/narita/jp/(羽田空港はhttps://duty-free-japan.jp/haneda/jp/、関西国際空港はhttps://www.kixdutyfree.jp/)が便利。オンライン決済で5%割引で免税品を予約できるので、欲しいものがきまっている人は値段をチェックしてみてください。

外国での買い物のポイントは
1)国内ブランドの場合、国内で買うより割引率が高いかどうか
2)海外ブランドの場合、海外で買うより安いかどうか でお得に購入できるかどうかが決まります。

特に2)は、国内では割引していないブランドの商品が、現地のショッピングモールで割引販売しているケースがよくあります。渡航先や渡航時期によってショッピングの選択肢は変わってくるので、楽しく情報収集したいですね。

筆者

地球の歩き方ウェブ運営チーム

1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』のメディアサイト『地球の歩き方web』を運営しているチームです。世界約50の国と地域、160人以上の国内外の都市のスペシャリスト・特派員が発信する旅の最新情報をお届けします。

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